cal®
自分の幹細胞を使う医療技術「CAL(Cell Assisted Lipotransfer)組織増大術(以下CAL)
幹細胞は、注入されると脂肪細胞になったり、その脂肪細胞に血液を供給する血管になります。脂肪細胞は2年から3年の寿命だと言われており、今の脂肪細胞が寿命を迎えるとき、たくさんの幹細胞があれば今の脂肪細胞が年をとっても、次々に新しい脂肪細胞が生まれてきて、脂肪が減ることもなく移植部位で新しい血管を形成しはりめぐり栄養と酸素を運び、注入した脂肪に脂肪が生きていくための良好な環境ができあがるため、細胞の壊死が起きにくく、通常の脂肪注入法と比べて、脂肪の生着率(定着する割合)が極めてが高く、持続期間も長いことが特徴です。
幹細胞の効果 : 幹細胞の様々な働きにより、脂肪生着率を高めます。脂肪生着には幹細胞の数がとても重要です。
医療技術としての完成
CAL組織増大術(CAL)はご自身の脂肪と脂肪由来幹細胞(幹細胞: (Adipose derived Stem Cell:ASC) )を用いる新しい再生医療技術です。あなた自身の脂肪から幹細胞を抽出し、密度を高め微量ずつ広範囲にわたって移植部位に注入します。自分の脂肪組織を使用するため、異物反応などの心配がなく、より安全な施術といえます。これまでの脂肪注入では、幹細胞が少ない脂肪を注入していたため、ほとんどの脂肪が生着することができず、注入した脂肪が減ってしまうことが課題でした。幹細胞を多く含む脂肪を注入するCALはその課題を幹細胞の力で解決する新しい医療技術です。CALは上記過程を経て、脂肪注入のメリットをそのままに、高い生着率を実現した新しい脂肪注入として完成。幹細胞濃度を最大限に高めた脂肪を注入することで、従来の脂肪注入よりも注入効果が増幅