ニキビは治ったのに、赤みや色素沈着、肌の凹凸が残ってしまう「ニキビ跡」に悩んでいる方は少なくありません。ニキビ跡にはさまざまな種類があり、症状によって適した治療法は異なります。タイ・バンコクのように紫外線が強い環境では、炎症後色素沈着(PIH)が長引くこともあり、自己判断でのケアだけでは改善が難しい場合があります。ニキビ跡には赤みや色素沈着、クレーター状の凹みなどさまざまな種類があり、それぞれ治療方法が異なります。適切な治療選択のために、まずはニキビ跡について正しく理解しておきましょう。

ニキビ跡は大きく3種類に分けられます
① 赤み(炎症後紅斑:PIE)
ニキビの炎症が治まった後も毛細血管の拡張などにより赤みが残った状態です。特に赤ニキビや炎症が強かったニキビの後に見られます。
② 色素沈着(炎症後色素沈着:PIH)
炎症によってメラニンが過剰に生成され、茶色っぽい跡が残った状態です。紫外線の影響により濃くなることもあります。
③ 凹み(クレーター・萎縮性瘢痕)
炎症によってコラーゲンや皮膚組織が破壊されることで生じるクレーター状のニキビ跡です。自然改善が難しい場合もあります。
なぜニキビ跡が残るのか?
ニキビ跡は、ニキビによる炎症が皮膚にダメージを与えることで発生します。炎症の程度や期間によって、赤みや色素沈着、クレーター状の凹みなどさまざまなニキビ跡が残ることがあります。
炎症
ニキビによる炎症が強いほど、周囲の皮膚組織へのダメージも大きくなります。炎症が長期間続いたり、ニキビを繰り返したりすると、ニキビ跡が残りやすくなります。
色素沈着
炎症が起こるとメラニンが過剰に生成され、茶色っぽい跡が残ることがあります。これを炎症後色素沈着(PIH)と呼び、紫外線の影響によってさらに濃くなる場合があります。
コラーゲン破壊
炎症によって真皮層のコラーゲンが破壊されると、皮膚を支える構造が失われ、クレーター状の凹みが形成されることがあります。深いニキビほど凹みが残りやすい傾向があります。
ニキビ跡治療で大切なこと
ニキビ跡治療では、まず現在の肌状態を正確に診断することが重要です。赤みが主体なのか、色素沈着なのか、凹みが主体なのかによって治療方法は大きく異なります。同じ「ニキビ跡」でも適切な治療は一人ひとり異なるため、肌状態に合わせた治療計画が必要になります。
主なニキビ跡治療
ニキビ跡の種類や深さによって適した治療方法は異なります。現在ではレーザー治療だけでなく、再生治療や皮膚充填剤(フィラー)などさまざまな治療法が選択されています。
1. レーザー治療
レーザー治療はニキビ跡治療で広く行われている治療法の一つです。色素沈着や赤み、肌質改善を目的とした治療から、コラーゲン生成を促し凹みの改善を目指す治療まで、さまざまな種類があります。
2 RFマイクロニードル
微細な針と高周波(RF)を組み合わせ、真皮層へアプローチする治療です。毛穴やクレーター状のニキビ跡、肌質改善に用いられます。
3 ケミカルピーリング
古い角質の除去や肌のターンオーバーを促進し、色素沈着や肌質改善を目的として行われる治療です。他の治療と組み合わせて行われることもあります。
4 皮膚充填剤(ヒアルロン酸フィラー)
ヒアルロン酸フィラーなどの注入剤を用いて凹みのあるニキビ跡を改善する治療です。症状によっては他の治療法と組み合わせることもあります。
5 サブシジョン
皮膚の下にある線維組織を切り離し、凹みの原因となる癒着を改善する治療です。特にローリング型のニキビ跡に適しています。
6 PRP(Platelet-Rich Plasma/多血小板血漿)
患者様ご自身の血液から抽出した血小板成分を利用する再生治療です。コラーゲン生成や組織修復を促し、ニキビ跡や肌質改善を目的として用いられます。また、薄毛や抜け毛治療などにも活用されています。
7 PRF(Platelet-Rich Fibrin/多血小板フィブリン)
患者様ご自身の血液から抽出した成分を活用する再生治療です。ニキビ跡や肌質改善、エイジングケアなどを目的として使用され、毛髪治療に応用されることもあります。
8 スキンケア・外用治療
度のニキビ跡や色素沈着では、スキンケアや外用治療が用いられることがあります。肌のターンオーバーを促すレチノイドや、古い角質を除去するAHA(フルーツ酸)などが使用され、色素沈着や肌質改善をサポートします。
また、ニキビ跡治療では紫外線対策や保湿などの日常的なスキンケアも重要です。
治療後のスキンケアも重要
治療後の肌を健やかに保つため、以下のポイントを意識しましょう。特にタイのように紫外線が強い環境では、日焼け止めなどによる紫外線対策は重要です。

タイ・バンコクでニキビ跡治療を検討している方へ
タイ・バンコクは美容医療が発展しており、ニキビ跡や毛穴、肌質改善を目的として多くの患者様が治療を受けています。
しかし、ニキビ跡は一種類ではなく、赤み・色素沈着・凹みなど症状によって適切な治療法が異なります。そのため、治療機器の種類だけで判断するのではなく、肌状態を正確に診断し、適切な治療を提案できるクリニックを選ぶことが重要です。
ニランダクリニックでは、日本人患者様を含むさまざまな患者様のニキビ跡治療に対応し、一人ひとりの肌状態やお悩みに合わせた治療プランをご提案しています。
FAQ
Q. ニキビ跡は自然に治りますか?
赤みや色素沈着は時間とともに薄くなることがありますが、凹みのあるニキビ跡は自然改善が難しい場合があります。
Q.レーザーでニキビ跡は治りますか?
ニキビ跡の種類によって期待できる効果は異なります。
色素沈着や赤みの改善、肌質改善にはレーザー治療が有効な場合があります。一方で、クレーター状の凹みがあるニキビ跡では、レーザー治療だけでなく、RFマイクロニードルやサブシジョン、再生治療などを組み合わせて行うこともあります。
まずはニキビ跡の種類や肌状態を正確に診断し、適した治療法を選択することが重要です。
Q. ニキビ跡治療は何回くらい必要ですか?
症状や治療方法によって異なります。ニキビ跡は複数回の治療を組み合わせながら改善を目指すことが一般的です。
Q.ニキビ跡と毛穴は同時に改善できますか?
肌状態によっては、ニキビ跡治療と毛穴治療を同時に行える場合があります。