Botox(ボトックス)とDysport(ディスポート)は、どちらもボツリヌストキシンAを有効成分とする注入治療です。Botoxは米国のAllergan社(現AbbVie社)、Dysportは英国のIpsen社によって開発された製剤で、いずれも世界中で広く使用されています。表情筋の動きを一時的に和らげることで、額や眉間、目尻などの表情ジワ改善を目的として使用されています。基本的な作用は共通していますが、製剤の特性にはいくつか違いがあります。

BotoxとDysportの共通点
どちらも長年にわたり世界中で使用されている代表的なボツリヌストキシン製剤です。
BotoxとDysportの主な違い
効果が現れるまでの期間
一般的にDysportは施術後2〜3日ほどで変化を感じ始める方が多く、Botoxは3〜7日程度で徐々に効果が現れるとされています。
製剤の広がり方
Dysportは比較的広がりやすい特徴があり、額など広い範囲への治療に使用されることがあります。
一方Botoxは比較的局所に作用しやすく、細かい調整が必要な部位に用いられることがあります。
持続期間
一般的にはどちらも3〜4か月程度効果が持続するとされています。
一部ではDysportの方がやや長持ちするとする報告もありますが、大きな差はなく、個人差や注入量、施術部位による影響が大きいと考えられています。
BotoxとDysportの比較
|
項目 |
Botox |
Dysport |
|---|---|---|
|
メーカー |
Allergan(AbbVie) |
Ipsen |
|
開発国 |
アメリカ |
イギリス |
|
主成分 |
OnabotulinumtoxinA |
AbobotulinumtoxinA |
|
効果発現 |
約3〜7日 |
約2〜3日 |
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広がり方 |
比較的局所的 |
比較的広がりやすい |
|
持続期間 |
約3〜4か月 |
約3〜4か月 |
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主な適応 |
精密な調整が必要な部位 |
広範囲の治療部位 |
BotoxとDysportはどちらが良いですか?
どちらが優れているというわけではなく、お悩みや治療部位によって適した製剤は異なります。
場合はBotoxが選択されることがあります。
一方、
場合はDysportが選択されることがあります。
ニランダクリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤
BotoxとDysportはどちらも表情ジワ治療に広く使用されているボツリヌストキシンA製剤です。効果の現れ方や製剤の特性には違いがありますが、どちらが優れているというわけではありません。ニランダクリニックでは、患者様の筋肉の動きや治療部位、ご希望の仕上がりに合わせて適した製剤や注入量を選択しています。FAQ