目元に小さな白いぶつぶつができて、
と思ったことはありませんか?
実は、目の周りにできる白いポツポツにはいくつか種類があり、原因によって治療法は大きく異なります。
自己判断で潰したり市販薬を使用したりすると悪化したり跡が残ることもあるため、まずは正しい診断が大切です。

目元にできる代表的な3つの皮膚病変
① 稗粒腫(はいりゅうしゅ)
小さな白い粒状の袋が皮膚の浅い部分にできる良性のできものです。
古い角質(ケラチン)が皮膚の中に溜まることでできます。
特徴
比較的簡単に除去できることが多い病変です。
② 汗管腫(かんかんしゅ)
汗を作る「汗管」という組織が増殖してできる良性腫瘍です。
女性に多く、20〜40代頃から徐々に増えてくることがあります。
特徴
稗粒腫と非常によく間違われます。
③ 脂漏性角化症
加齢とともに増えてくる良性のできものです。
「老人性イボ」と呼ばれることもあります。
特徴
シミだと思って来院される方も少なくありません。
自分で取っても大丈夫?
SNSでは針で取る方法なども紹介されていますが、
可能性があり、おすすめできません。特に目元は皮膚が非常に薄いため、自分で処置することは避けましょう。
それぞれ治療方法は違います
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症状 |
主な治療 |
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稗粒腫 |
専用針による除去・摘出 |
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汗管腫 |
レーザー治療・RFなど |
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脂漏性角化症 |
レーザー・電気メスなど |
見た目だけでは区別が難しいため、診察で診断したうえで治療方法を選択することが大切です。
タイ在住の方へ
タイでは紫外線量が多く、年間を通して日差しの強い環境が続きます。
そのため加齢による変化だけでなく、紫外線の影響で肌の老化が進みやすく、目元の良性病変が気になり始める方も少なくありません。
また、日本で「気になるけど、まぁいいかな」と思って様子を見る方も多い一方で、タイでは美容医療が身近なため、気になった時点で相談される方も増えています。

自己判断せず、まずは正しい診断を
稗粒腫・汗管腫・脂漏性角化症は、目の周りだけでなく、頬・額・こめかみ・首などにもできることがあります。気になるからといって、自分で除去しようとすることはおすすめできません。
最近ではインターネット通販などで、自宅でイボやホクロなどを除去するとされる機器も販売されています。しかし、目元は皮膚が非常に薄くデリケートな部位です。
病変の種類を正しく判断しないまま自己処置を行うと、やけど・感染・色素沈着・傷跡(瘢痕)の原因となることがあります。また、本来治療が必要な別の皮膚疾患を見逃してしまう可能性もあります。
自己判断で処置をする前に、まずは医師の診察を受けることをおすすめします。
FAQ
よくある質問
Q. 放っておいても自然に治りますか?病変の種類によって異なります。
稗粒腫(はいりゅうしゅ)は、ごく小さいものでは自然に内容物が排出されることもありますが、多くはそのまま残ります。一方、汗管腫や脂漏性角化症は自然に消えることはほとんどありません。 時間の経過とともに数が増えたり、大きくなったりすることもあります。見た目だけで判断することは難しいため、気になる場合は自己判断せず、まずは診察を受けることをおすすめします。
Q. 一度取れば、もうできませんか?
稗粒腫は除去した部位に再発することは比較的少ないものの、別の場所に新しくできることがあります。汗管腫や脂漏性角化症も、体質や加齢により新たに発生することがあります。
Q. 稗粒腫・汗管腫・脂漏性角化症は男性にもできますか?
はい。男性・女性を問わず発症する可能性があります。
稗粒腫や脂漏性角化症は男女ともによくみられる皮膚病変です。
汗管腫は女性に多い傾向がありますが、男性にもみられることがあります。性別に関係なく発症するため、目元や頬、額、こめかみなどに気になるぶつぶつがある場合は、一度診察を受けることをおすすめします。